軽貨物チャーター便の料金相場は20kmで5,000〜10,000円【2026年調査】距離別実勢とオプション単価
軽貨物チャーター便の料金相場は20km前後で5,000〜10,000円、50kmで10,000〜18,000円が実勢(2026年9月調査)。赤帽・マッチング・運送会社の距離別比較表、待機料・深夜割増・キャンセル料などオプション単価、安すぎる見積もりの注意点までまとめます。
チャーター便を初めて依頼する担当者がまず知りたいのは「結局いくらかかるのか」でしょう。
この記事では、2026年9月時点で公開されている各社の料金情報を調査し、距離別の実勢価格とオプション単価を比較表で可視化しました。あわせて、料金の仕組みと見積もり比較のポイントを、配送を依頼する企業さま向けに解説します。
この記事の要点(30秒版)
- 実勢の距離別目安は、20km前後で5,000〜10,000円/50km前後で10,000〜18,000円/100km前後で20,000円〜(2026年9月・公開情報調査)
- 時間制の実勢は1時間あたり3,500〜5,000円程度、2時間貸切6,000円前後から
- オプションの相場は待機800〜1,700円/30分・深夜早朝3割増・日祝2割増など。基本運賃より差がつきやすい
- 料金は**「基本運賃+実費+附帯料金」**の3層。総額と条件をセットで比較する
チャーター便の基礎から知りたい方は軽貨物チャーター便完全ガイドからどうぞ。 ※本記事の金額は各社の公開情報(2026年9月時点)に基づく目安です。地域・条件・改定により変動するため、正確な金額は必ず見積もりでご確認ください。
💡 自社の区間でいくらになるかは、料金シミュレーターに住所と日時を入れると登録不要・その場で税込の目安が出ます。
距離別の実勢価格【2026年9月調査】
公開されている料金情報から、距離帯ごとの実勢レンジを整理しました。
| 距離帯 | 実勢の目安(税込) | 参考データ |
|---|---|---|
| 〜20km(市内・近隣) | 5,000〜10,000円 | 赤帽 距離制 20kmまで5,500円/マッチング例 約17kmで4,800円 |
| 〜30km | 7,000〜12,000円 | 運送会社公表の近距離レンジ |
| 30〜50km | 10,000〜18,000円 | 赤帽 50km換算 約12,800円/運送会社公表の中距離レンジ |
| 50〜100km | 15,000〜25,000円 | 赤帽 100km換算 約22,100円 |
| 100km超(長距離) | 20,000円〜(距離×単価) | 距離単価は逓減する傾向 |
参考①:赤帽の距離制運賃(全国組織・料金公開の代表例)
赤帽(軽自動車運送協同組合)は料金を公開している代表例で、相場のベンチマークとして使えます。
| 距離 | 計算 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 20kmまで | 基本額 | 5,500円 |
| 21〜50km | +242円/km | 50km時点で約12,760円 |
| 51〜100km | +187円/km | 100km時点で約22,110円 |
※地域の組合により金額が異なる場合があります。距離単価が20km超で242円/km→50km超で187円/kmと逓減する構造は、長距離ほど1kmあたりが割安になる業界共通の傾向です。
参考②:マッチングサービスの実勢
- ハコベル:距離制が基本。公開されている例では約17km(渋谷→川崎)で4,800円。積み降ろし・待機はそれぞれ30分まで無料、超過30分ごとに1,650円。
- ピックゴー:2024年11月からダイナミックプライシング(変動料金制)を導入。時間帯・曜日・地域・附帯作業で金額が変動し、同一市内の軽貨物で数千円〜1万円前後が目安とされています。
マッチング型は閑散時間帯は割安、繁忙・直前手配は割高になる傾向があり、固定料金表の運送会社とは価格の動き方が異なります。
時間制の実勢価格
複数箇所を回る配送や待機を含む運行は、時間制(貸切)が合理的です。
| 項目 | 実勢の目安(税込) |
|---|---|
| 2時間貸切(〜20km) | 6,000円前後〜(赤帽:6,050円) |
| 超過 | 30分ごと約1,375円(赤帽の例) |
| 時間単価の一般レンジ | 3,500〜5,000円/時間 |
時間制は作業料金込みの設定が多く、「積む・降ろす・回る」を含む運行では距離制より総額が読みやすくなります。
オプション単価の相場【比較表】
チャーター便の見積もり差は、基本運賃よりもオプションの規定で生まれます。公開情報で確認できた実勢は次のとおりです。
| オプション | 実勢の相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 待機料 | 30分ごと800〜1,700円(30分〜1時間の無料枠つきが一般的) | ハコベルは30分無料→1,650円/30分 |
| 附帯作業(荷役補助・残業) | 30分ごと1,000円前後〜 | 作業内容により大きく変動 |
| 深夜・早朝割増(22時〜5時) | 3割増 | 会社により2〜3割 |
| 日曜・祝日割増 | 2割増 | 設定のない会社もある |
| 高速道路料金 | 実費(荷主負担が一般的) | 使用判断の基準を事前確認 |
| 2名対応 | 要見積もり(人件費追加) | 重量物・搬入作業時 |
| キャンセル料(一例) | 前々日まで30%/前日12時まで50%/前日17時まで80%/以降100% | 会社ごとの差が最大。必ず事前確認 |
発注前にこの表の項目を1つずつ確認するだけで、当日の追加請求と「言った・言わない」の大半を防げます(チェックリストは配送トラブルを防ぐ発注のコツ)。
料金の3層構造(仕組みのおさらい)
| 層 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| ① 基本運賃 | 距離制 or 時間制 | どちらの体系か、割増の有無 |
| ② 実費 | 高速代・駐車場代など | 負担区分 |
| ③ 附帯料金 | 待機・荷役・搬入・2名対応など | 無料枠と超過単価 |
見積書にこの3層が分けて書かれているかは、業者の誠実さを測る最初の指標です。
見積もりで伝えるべき情報
正確な見積もりには、次の情報をまとめて伝えましょう。
- 集荷先・届け先の住所(建物の搬入条件も)
- 荷物の内容・サイズ・重量・数量
- 希望日時(時間指定の有無)
- 附帯作業の有無(積み降ろし補助・搬入など)
- 定期か単発か
同じ条件を複数社に伝えて比較するのが、相場を知る最も正確な方法です。急ぎの場合は当日配送・緊急配送の依頼方法、繰り返し発生するなら定期配送の外注もご覧ください。
安すぎる見積もりに注意
上の実勢レンジを大きく下回る見積もりには、次の理由が潜んでいることがあります。
- 貨物保険・任意保険が不十分(事故時に補償されない)
- 附帯・待機が含まれていない(当日に追加請求)
- 多重下請けで実働ドライバーの報酬が極端に低い(品質・定着に影響)
軽貨物業界では、安値発注がドライバーの疲弊と品質低下を招く構造が続いてきました。ライトカーゴが適正価格を原則に掲げ、最低価格を下回る発注をシステムで抑制するのはこのためです。適正価格は、確実な配送という形で荷主に返ってきます。
料金を「見える化」した依頼先を選ぶ
ライトカーゴは、住所と荷物を入れるだけで料金目安を提示し、荷主支払額・ドライバー報酬・手数料(ドライバー全員一律10%)を明示する軽貨物チャーター便のマッチングです(事前登録受付中)。配送を依頼したい企業さまはシッパーの方へから事前登録できます(事前相談も受け付けています)。
まとめ
2026年9月時点の実勢は、20kmで5,000〜10,000円、50kmで10,000〜18,000円、100kmで20,000円〜が目安。ただし総額を左右するのは待機・割増・キャンセル規定などのオプションです。同一条件での総額比較と条件の書面化が、コストとトラブルの両方を抑える近道です。
出典・調査ソース(2026年9月時点)
- 赤帽首都圏軽自動車運送協同組合|距離制運賃料金
- 赤帽沖縄県軽自動車運送協同組合|料金案内
- ハコベル|軽貨物 配送料金
- ピックゴー|チャーター便 料金表
- ピックゴー|チャーター便の料金相場と仕組み
- サポロジ|軽貨物チャーター配送の距離別目安
- 東亜物流|チャーター便 料金表
- 三重県 トラックチャーター便|料金表・見積例
※各社の料金は改定されることがあります。最新の金額は各公式サイト・見積もりでご確認ください。
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料金の深掘り
全体ガイド
よくある質問
Q. 軽貨物チャーター便の料金はいくらくらいですか?
A. 2026年9月時点の公開情報では、20km前後で5,000〜10,000円程度、50km前後で10,000〜18,000円程度、100km前後で20,000円以上が実勢の目安です。地域・時間帯・附帯作業で変動するため、見積もりで総額を確認しましょう。
Q. 距離制と時間制はどちらが安いですか?
A. 片道直行なら距離制、複数箇所を回る・待機が多いなら時間制が合理的なことが多いです。時間制の実勢は1時間あたり3,500〜5,000円程度が目安です。
Q. 待機時間の料金はかかりますか?
A. 30分〜1時間の無料枠を設け、超過後は30分ごとに800〜1,700円程度を加算する形が一般的です。無料枠と超過単価を事前に確認しましょう。
Q. 深夜や日祝は高くなりますか?
A. 深夜・早朝(22時〜5時)は3割増、日祝は2割増といった割増を設定している運送会社があります。割増条件は依頼先ごとに異なります。
Q. キャンセル料はいつから発生しますか?
A. 一例では前々日まで30%、前日12時まで50%、前日17時まで80%、それ以降100%という規定があります。依頼先ごとに異なるため発注前に必ず確認しましょう。
Q. 安い業者に頼んではいけませんか?
A. 安さ自体は問題ではありませんが、保険未加入・附帯条件が含まれていない・多重再委託などの理由で安いケースがあります。総額と条件をセットで比較することをおすすめします。